CATEGORY:雑談

2017年11月23日

グリップについて

よくカスタムグリップ等で
「〇〇用のグリップは△△に付かないでしょうか?」
等の質問をされます。

カスタムパーツ全般に言えるのですが
メーカーは1個でも多く商品を売りたいので
対応しているものは出来る限り表示します。
最後に”ETC.”や”その他”などと書かれている場合や
その商品が発売された後に、出た商品なので表示に間に合わなかった場合
パーツメーカーが試しておらず対応している事を知らない場合
など例外はあるのですが
対応している銃に、取り付けたい銃の名称が明記してない場合は付かないと思った方が良いでしょう。

それでも、形状が似てる(近い)し、多少の加工等で付くんじゃないないの?
って考える人がいらっしゃいます。

その多少の加工ってのと、ズレたりしてる誤差をどこまで許容できるのかの個人差があるため
店も、メーカーも「合わない。(付けることが出来ない)」と答えます。

ここで例に挙げてみるのが
タナカ製S.A.A. と CAW製S.A.A.
どちらもピースメーカー2ndジェネレーション
どちらも同じ銃をモデルにしており
普通に考えれば、同じグリップが合って当然なのですが
この2社のS.A.A.、微妙に違います。
グリップについて
外観はイーグルグリップとコルトグリップとデザインの差はありますが
形状は一緒に見えます。
グリップについて

が、それぞれのフリップを交換して上に乗せてみると
グリップについて
グリップ位置を固定するためのピンの位置と太さが微妙に違うため
このように浮きます。

グリップのピン穴の位置などを変更(加工)すれば取り付けは可能ですが
アールなども微妙に違うので、少し(コンマ何ミリの話ですが)はみ出したり、隙間が見える個所があります。
実銃グリップがそこまでズレなく付いているわけでは無いと割り切れば付いたと言えますが・・・・・・

このように同じモデルでもメーカーが違えば、グリップすら合わないのです。

ちなみに、ハートフォードのS.A.A. 3rdジェネレーションになると
実銃も2ndと3rdでは互換がないそうなので、合わないのは当然なのでしょうけど
かなりピン穴の位置が違ってきます。
画像はKEINのグリップです。ピン穴のところにOリングを乗せて分かりやすくしてあります。
グリップについて
こうして見ると、各社の穴位置が違うのが分かるかと思います。

リアルサイズで作っているから実物グリップが合います。
とメーカーが正式に発表してくれていれば
メーカーが違っていても(取り付け可能な表示がない場合でも)
取り付け可能だと思います。

ただ、ガバメントは注意が必要です。
今の国内で売られているガバメント用グリップは
ほとんどが、マルイのガスブローバックのガバメントに合うように
輸入段階でグリップの穴を広げてあります。
穴を広げてもネジで抑えるので、他メーカーのガバメントに取り付けるのに問題がない。
実はガバメント実銃に付いてるグリップをそのままではマルイには合わない。
ですから、マルイのガバメントが発売されるより前の在庫(まぁそんなのはもう無いでしょうけど)
あと、海外から直輸入で個人で通販等で購入した場合などは注意が必要です。
まぁ穴を広げる加工をするだけですが。










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Posted by むげん大阪本店  at 10:55 │雑談