むげん大阪本店、店長の独り言

昨日からの続きです。

マルイのベレッタM92シリーズのセフティレバーの右側の形状がいくつか存在することで
実銃も新旧などで違いがあるのだろうか？
という疑問が出て調べてみたのですが、中々解答が見つからないでいました。


という記事でも書いたのですが
海外サイトの画像だからと言って、必ず実銃ではないというより
最近はかなりの確率でトイガン画像が出てきてしまいます。
そのため、リアルガンという表記があるか、メーカーのサイトでないと
実銃の画像だという確証が持てません。
ただ、トイガンの場合は表記する事があっても
わざわざ、実銃だと表記をしてくれることは無いので困りもの・・・・・・

が、数日前
とある本が発売し、その中の画像でようやく分かりました。


結論は、
M9A1以降、少し長いセフティレバーが存在する。
ということ、
ただ、M9A1を進化させたM9A3の画像が載っていたのだが
そのセフティは旧タイプの短い方だったので
新型だから、とか、何年以降の生産分から、みたいな区分けでは無いようで
毎度のいい加減な、なんでもアリ的な感じのようです。
だから、短いから不正解とか、そういう訳ではなさそう。

ただ、
マルイの旧型M92Fに関しては

画像の赤丸部分なんですが
ここがこのように曲線を画いている形状のものは見つかりませんでした。
（ブリガディアが近いけど、ここまでの曲線では無かった。）

旧サムライエッジのセフティ

M92Fほどでは、無いですが
まだ赤線のような曲線形状です。

これが、新型のサムライエッジになると

赤線のような、直線と鋭角になってます。

M9のセフティも

同じく、赤線のように直線と直角に近い形状です。
実銃の画像で右セフティ部分を見てもらえれば
このような形状がほとんどで、マルイの旧型M92Fのような形状が見られません。
と言っても、”有る”ものを証明するには、その存在を探しあてるだけで良いのですが
”無い”ものは、見つけられていないだけで、存在するかも？という疑念が残り続けます。
なので、完全否定はできませんが
KSCのM9
マルシンのモデルガンM92シリーズ
タナカのモデルガンM92シリーズ（旧MGC）
の形状が全て、直線と直角に近いラインですので
恐らく、このラインが実銃のラインなのでしょう。

ちなみに
KSCのM9のセフティ

このようにアップにして見比べると
継ぎ目の処理とかが、KSCの方が丁寧ですね。

マルイもここ数年、かなり良いこだわった作りになってきてますが
細かいところを見ると、まだ甘いところがあります。
ここに手間を掛けて金額を上げるのをヨシとするKSCと
金額を抑えるためにここに手間を掛けないマルイなら
商売としては、安く提供する方がウケるというのが実情ですけど・・・・・・

しかし、セフティレバーの形状だけで、ここまで楽しめるとは思ってませんでした。

実は、もう一つ疑問があって
それもこの本のおかげで分かったのですが
それは、”再現できてない”というディスり記事になるため
商品販促の意味でブログには書きません。
ブログをご覧になって、気になった方で
来店されて質問してもらった方限定で話すことにします。