むげん大阪本店、店長の独り言

色々な物に流行り廃りがあります。
時代に先行しすぎて流行らなかったものもあります。

３０年以上昔
オートマチックピストルで
フレームがブラックで、スライドがシルバーというのは
オカシナ組み合わせでした。
誰もがその姿に違和感を覚えました。

今は逆に
フレームがシルバーで、スライドがブラックの方がオカシク感じる人が居ます。
居ると言うか、その方が多数になってるかもしれません。

フレームが樹脂の銃が一般化され
黒や銀ではなく、TANカラーに塗られた銃が市販され
それどころかピンクに塗られた銃まで・・・
３０年前なら、ゲテモノ扱いの銃（ピンクは今でもそうかもしれませんが）
それを見て、別に驚きを感じなくなっていってます。

M-16という銃
デビュー当時（５０年以上昔）
誰もが、SF銃　未来銃　とても銃には見えない。
と言ってました。
当時を知る人なら、
まさかM-16を古臭いデザインの銃だと思う日が来るなんて
思ってもみなかったでしょう。
逆に最近の人はM-16という形が当時SF銃とまで言われた事に違和感を覚えるかもしれません。
木製のストックを装備し鉄の機関部を持つのが当然だった軍用銃に
樹脂とアルミで構成された銃は、驚きでしかなかったのです。

今は外装（外から見た部分だけ）機関部は全て樹脂という銃もあるくらいで
どんどん銃は進化していきます。

１０年後、２０年後は、どんなデザインや方式の銃が出てきて
どのように様変わりしていくのでしょう？
大きな戦争があると兵器は一気に進化しますが
そういう事が起きなければあまり変わらないかもしれません。
それでもゆっくりでも進化はしていくので、
新しい銃（リアルガン）が発表されるのは
楽しみでもあり、年老いた事を感じ寂しくもあります。