むげん大阪本店、店長の独り言

お客様で、
すごく外観の傷や、刻印を気にされる方がいらっしゃったのですが
ある日、いつもならツブサにチェックをされているのに
サっと眺めただけで決められたので
「あれ？なんで？」
と思って尋ねてみると
「老眼が進んで細かいところが霞んで見えなくなったんで、もう気にせん事にしてん」
との事。

なんか悲しいような、それでも買うのは止めないお客様に関心するような。
複雑な気持ち。

老眼は、トイガン趣味の天敵というか厄介なことです。
お客様のように刻印等のチェックはもちろん
メンテナンスやカスタム・修理のとき
「見えなくなって作業が困難になってしまった」
それで億劫になって作業をしなくなっていってしまう・・・・・・

全てにおいて、
「まぁ、こんなもんでイイか」
と妥協して終えるようになっていく。
それは老いと比例してどんどん進んでいく。

今、これを読んでる若い読者は、５０歳を超えた頃に実感することになるだろう。