むげん大阪本店、店長の独り言

※ 今回ネタ雑談です。マジでは無いので流し読み程度でツッコミなしでお願いします。

宮城県仙台市内の交番で１９日朝、警察官が男に刃物で刺され、死亡する殺人事件がありました。
この事件の報道で
男は、サブマシンガンのようなものと刃物を持って向かってきたという。
という内容のものがいくつかありました。

サブマシンガンとは、どういうものか？
銃好きの認識としては
・拳銃弾を使用するフルオート機構のついた銃で、手に持って使用する（二脚・三脚が付いてない）もの
例としては
MP-40シュマイザー　M1A1トンプソン　M3A1グリースガン
MP5　UZI　イングラムM11（Mac10）　MP7A1などなど

実銃だろうが、トイガンだろうが
イングラムは、サブマシンガンという分類になります。
サブマシンガンを持っていたならば、”ようなもの”ではなく
「本物かトイガンか不明だがサブマシンガンを所持」
と言うべき。

ただ、銃によっては
この”サブマシンガンのようなもの”という表現が正しい銃もあります。

クリンコフですと
アサルトライフルでは無いし、使用弾はライフル弾ですし
見た目はサブマシンガンだけど、正にこれは
サブマシンガンのようなもの
他にはAC556Kとか、CAR15なんかもライフル弾なので、”のようなもの”な銃ですね。


スタームルガーの10/22シリーズみたいなのですと
拳銃弾を使用するけど、フルオート機構がついてませんので
これも サブマシンガンではありません。

難しいのは
P-90
これの使用弾はライフル弾と言えるでしょうけど
FN 5_7っていう拳銃の弾を使ってるという解釈もできます。
だが、5_7というピストルがライフル弾を使用しているという解釈の方が普通でしょう。
この仙台の交番を襲撃した奴が持ってたのがP-90だったら
警察やマスコミが
サブマシンガンのようなもの　と表現するのは仕方がないと思います。
色がピンクのP90だったら、どう報道されていたのだろうか？


それにしても
バールのようなもの
とか
拳銃のようなもの
とか
〇〇のようなもの って結局”何なの？”って思う事があります。