CATEGORY:雑談

2017年12月06日

マルシン ダミーカート仕様のモデルガンについて

マルシンから発売されているモデルガンには、いくつか種類がある。
ABS樹脂やHW(ヘビーウエイト)などの素材による分類。
黒や銀などの色による分類。
今回の記事で触れるのは
発火仕様とダミーカート仕様の分類での
ダミーカート仕様を更に2種類に分類して説明しようと思います。

マルシンのダミーカートのモデルガンですが
ただ単に、
発火用のデトネーターピンを抜いてダミーカート用のブッシングを入れただけ
だと、思ってる人が多いので
そうでないモノがあるという事を説明します。

ダミーカート仕様で発火用と違うモデルガンは
ベレッタM92シリーズ
モーゼルM712
南部式小型拳銃(ベビーナンブ)
などです。

これらの機種は
発火用のデトネータピンを入れる、又は発火用のバレルに交換する。
というだけではブローバックにない。というか
それをすると破損の危険があります。

と言うのは、
実銃のロッキングシステムを再現しているから。
スライドが閉鎖してる状態から、バレルがショートリコイルしてやっとロッキングが解除される。
発火ブローバックモデルは、このロッキングシステムを再現してません。
実銃では火薬量の多いカートリッジを使用するオートマチック銃は
そのままストレートに爆発力をブローバックに使うと銃にかなりの負担が掛かるため
このロッキングを解除する事で勢いを殺し負担を軽減しています。
ただモデルガンの火薬量と、実銃と違うブローバックシステムのため
モデルガンではロッキングを解除できません。

ロッキングを再現してるかどうかを確かめるには
バレルなどを手で固定し、ショートリコイルさせない状態でスライドを引いてみて
スライドが引けなければ再現されています。

ショートリコイルする銃でも再現されてる銃とされてない銃があるのはなぜなのか分かりません。
M39シリーズやM1911シリーズなど再現していても確認しづらい(バレルを固定しづらい)銃なら分かるのですが
P38も再現されてなかったし、ダミーカートしか発売されていないP08も再現されてないので
どういう理由なのか本当に見当がつかないです。

あと、他のメーカーのモデルだと
HWSとタナカから発売されている九四式自動拳銃
エランのM1911シリーズ(ダミーカート仕様)
がロッキングシステムを再現しているモデルガンになります。




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Posted by むげん大阪本店  at 10:55 │雑談